この写真はサンタバーバラのホテル近くで撮りました。9月23日から28日まで学会でカリフォルニアのサンタバーバラに行っていました。26年ぶりのアメリカでした。今回私がかなりショックを受けたのは、アメリカ人に肥満の人が実に多いことでした。ごく普通の人たちの中に信じられないほど太った人がいます。ある人は「栄養教育の欠如と、経済的な理由でジャンクフードばかり食べているからだ」と言っていました。肥満を助長したと言う理由でどこかのファストフードチェーンに対してアメリカの誰かが訴訟を起こしたと言う記事を日本で読んだ時は、そんなばかなと笑ったのですが、今では何だか理解できるようになりました。
先日たまたま見たフランスのニュースでは、フランス政府は肥満対策のため、果物・野菜の税率を下げ、ジャンクフードの税率を上げる検討をしているそうです。先進国では「太り過ぎ」が大きな病になっているのですね。でも、日本やフランスはまだアメリカほどではないとしみじみ思いました。