10月11日(土)に国際文化学研究科の国際シンポジウム「越境する表現者たち ー 文化創造の場(トポス)としての日本」を行いました。これは去年12月から数人のチームを組んで企画からたちあげたもので、無事に終わってほっとしました。
私たちの研究科では講座ごとに毎年国際シンポを行なうことになっており、平成20年度は 地域文化論講座が担当することになっていました。昨年12月の講座会議で選出された準備委員はまずテーマを何にするかで知恵を絞り、それが何とか決まると、その線にそって講演をお願いできる候補者を考え、その候補者と接触し、日程を決め、会場を決め、その他こまごまとしたことを決めていかなくてはなりませんでした。その間準備委員の間で行き交ったメールを本日数えてみると482になっていました。一番たいへんだったのは最初の「テーマ設定」とそのあとの「講演者決定」でした。もちろん紆余曲折があって、最終的には詩人のアーサー・ビナードさん、映画プロデューサーの李鳳宇さん、ブロードキャスターのピーター・バラカンさん、写真家の港千尋さんというかなり豪華なパネリストになりました。こちらの研究科の教員との討論など、とても聞きごたえがあって楽しいシンポジウムになったように思います。
土曜日のシンポが終わって気が抜けたせいか、昨日と今日は体がだるくてほとんど寝て過ごしました。シンポが3連休の初日でほんとに良かった!