ゴールデンウィークですが、ひ弱な私はちょっと風邪気味でどこにも行けません。でも、先日までとうってかわった行楽日和で、自宅にいても少しそわそわしています。なぜなら、本日行われている武庫川マラソン(70キロ)に参加するため、田舎から親戚が来ているのです。
体育系が不得意だった私には、小学・中学・高校時代のマラソン大会や水泳大会は悪夢以外のなにものでもありませんでした。長距離を苦しい思いをして走って何が楽しいのかわかりませんでした。水泳のほうは「溺れるかもしれない」という恐怖が常にあって、本当に不安でした。体育の時間が大嫌いで、大学にはいってまで必修だったのにうんざりしたのを覚えています。
今の年齢になってみると、子供のころ、若者のころに体を鍛えておくこと、丈夫にしておくことがどんなに大事かとてもよくわかりますが、学校という大きな組織の中で、大勢が一緒になってやる体育の授業にはかなり問題があると思います。他の科目とちがって(?)即座にその場で「でき・ふでき」がはっきり目に見える形で出るため、プライドはあるが運動神経がついていかない子供、(昔の私のように)頭でっかちの子供はとてもつらい思いをするのです。水泳大会の日など体がほとんど登校拒否していたのを覚えています。
おとなになって、健康や体形が気になる年齢になるとお金を払ってスポーツクラブに行き、ランニングマシンやプールを使うようになりました。「痩せなくては」「健康にならなくては」という今のこの熱意があれば、子供時代の体育の時間なんて本当に「へのかっぱ」なのですが・・・。タイムマシンに乗っていって昔の私を諭してやりたいものです。