あこがれのスキー

 昨日から例年にない寒さが始まりました。私は南国育ちのせいで、寒いのは本当に苦手です。それでも、今から40年近く前にはスキーを習得しようとしたことがありました。最初はフランス。友人に連れられてアルプスのスキー場に行ったのですが、スキーをはいて立つことができないうえに、山上に行くリフト(板につかまって立つようになっていた)にタイミングよくつかまることができず、涙をのみました。2回目は日本に戻ってから。信州大学がやっていた初心者用のスキー講習会(2泊3日だったかな?)に参加しました。講習会が終わった時、私以外の参加者はある程度滑れるようになっていたのですが、私はだめでした。スキーが少しでも動き出すと、恐怖感が先にたってすぐにバランスを崩し、横に転がるほうを(無意識に?)選んでしまうのです。講習会後、両足の親指の爪が真っ黒になっていました。スキー靴も合わなかったようです。

 冬のスキー場や夏のビーチでの素敵な出会いというのは私のあこがれのシチュエーションでしたが、現実はハーレクインロマンスのようにはいきませんでした・・・。

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