聞き取り練習のために2年以上前から毎晩DVDで連続ドラマを見ています。最近は日替わりで『名探偵モンク』(仏語で仏語字幕)、『ザ・ホワイトハウス』(英語で英語字幕)、『ザ・ホワイトハウス』(仏語で仏語字幕)、『マクガイバー』(英語で字幕なし)の順に回しています。その中でも、名探偵モンクは強迫性障害の主人公という変わった設定のミステリーで、おもしろく見ています。でも、時々エピソードがかなり憂鬱な終わり方をしたり、モンクの言葉や行動にとても腹がたつことがあります。先日見たエピソードではハンセン病のことを扱っていて、元患者との接触を異常に怖がる主人公をコミカルに(?)描いていました。いくらなんでもひどいのではないかと思ってウェブで調べてみると、このエピソードは日本では放送されなかったようです。医学的な知見にもとづかない偏見を娯楽として提供するのは、その偏見をさらに広めることにもなるので、やはりまずいと思います。
『ザ・ホワイトハウス』のほうは登場人物たちが皆早口で話すので、なかなかついていくのが大変です。でも、アメリカ合衆国の政策はこんな風にして決まっていくのかと妙になっとくしながら見ています。『マクガイバー』については、マックと一緒に働く若い女性たちのようにマーシャルアーツが堪能ならどこに行っても怖いものなしだろうなと羨ましく思いながら、単純にアクションを楽しんでいます。